~「持続可能な世界」の実現を目指して~
持続可能な2030年に向けた、弊社の取組をご紹介します。
有限会社 村上工務店

村上工務店の理念とSDGs(エス・ディー・ジーズ)
村上工務店は、暖かくて省エネな秋田の家づくりを通じて、お客さまの暮らしの質(QOL)を高めることと同時に、地域の森林再生サイクルを壊さず、地球にやさしい環境貢献などを目標に事業を展開してまいりました。これらの目標は、SDGs(エス・ディー・ジーズ )=持続可能な開発目標というかたちで国際目標ともなっています。
村上工務店の行動をSDGsに重ね、これまでの行動と今後の取り組みについてまとめました。
SDGsとは
SDGsは2030年までの国際目標で、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、全ての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す17の目標と169のターゲットで構成されています。
村上工務店は「北国・秋田の暖かい住まいの提供」という事業特性を踏まえ、SDGsの目標の中から取り組むべき課題を抽出し、それらの解決に向けた事業展開をしています。




Goal 3への取り組み
家づくりで住まい手の健康増進に貢献します

暖房がない浴室への入浴時などに起こるヒートショックや夏の熱中症、花粉やホルムアルデヒドなどの有害物質によって発生するアレルギーなど、住まいは、住む人の健康に大きな影響を与えることが報告されています。村上工務店が建築するすべての住宅は、高断熱・高気密施工による安定した温熱環境を実現することで、住まい手の健康増進に取り組んでいます。
Goal 7への取り組み
太陽光発電を活用した再生可能エネルギーへの取り組みを進めます

村上工務店は、2000年から高断熱・高気密住宅と太陽光発電の取り組みを開始。現在は発電パネルの屋根設置に加えて壁にも設置することで、積雪期にも安定した電力が得られ、さらに蓄電池を採用することで、災害時の備えになる家づくりをご提案しています。
Goal 12への取り組み
住宅の長寿命化は、有限な資源の効率的な利用につながります

住宅の断熱性能・耐久性能は住宅寿命に大きく関わっています。高断熱・高気密な住宅は暖かさを保ち、高性能な換気システムが余分な湿気を排除することで、結露の発生や住宅の老朽化を防ぎます。住宅に使われている木材は有限です。高性能な省エネ住宅が過剰伐採を防ぎ、持続可能な森林の保持につながっています。
Goal 15への取り組み
地元の人工林スギ材を採用

住宅を1棟建てるには、構造体としての柱や梁はもちろん、内装材や造作家具など、たくさんの木材が必要です。近年は世界各地で、森林火災の頻発、農地開拓、違法伐採などによって森林減少が加速しています。その対策として、植林が有効であるとされています。
村上工務店は、美林・秋田杉の地元企業として、循環型林業のサイクルの中で、これまでもこれからも地元のスギ材をメインに使い続けます。人工林から産出されるスギ材は、無垢材のまま人工乾燥処理によって狂いを防ぎ、長寿命な家を構造体として支えます。ぜひ地元のスギ材による美しい構造体にも関心を深めていただければと思います。




