札幌でsococoモデルハウスを視察しました!

村上工務店社長の村上満です。2018年5月28日、秋田県大仙市から飛行機で北海道札幌まで、とあるモデルハウスを視察に行ってきました。実は・・・村上工務店は2018年夏、sococo(そここ)という企画型住宅に挑戦します。
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SOCOCOは、北海道札幌で、他の工務店に先駆け断熱・気密など住宅の基本性能向上に取り組み、住宅デザインや地場産材の活用などでも知られる地場有力住宅会社「三五工務店」の企画型住宅です。村上工務店は、SOCOCOの断熱性能やデザイン、手頃な価格、住み心地への細かな配慮、そして何よりも三五工務店が長年培ってきた家づくりのさまざまなノウハウに注目し、東北・秋田県内で初めてSOCOCOを導入することになったのです。

JR大曲駅徒歩10分のニュータウンさいわい(秋田県大仙市幸町)内に「SOCOCO」(そここ)モデルハウス公開を予定しています。現在は、基礎工事段階で、今後、工事が本格化する前です。この段階でsococoの魅力の再確認と、設計、施工の細部にわたって詳しくノウハウを教えて頂くために、当社の大工、戸嶋幸大氏と一緒に札幌に向かいました。

DSC_2485.jpg三五工務店の田中寿広社長が自ら、企画型住宅sococoに対する思いを話してくれました。注文住宅を建てたいと思っておられるお客様でも、sococoのモデルハウスを見学されると、sococoのシンプルなデザインや素材、住宅性能、間取り、仕様などを気に入って、sococoを選んで頂けることが非常に多いこと、そして、村上工務店に対し、三五工務店が長年にわたって取り組んできた技術、デザインなどを惜しみなく提供するので、秋田の皆さんにsococoの魅力を自信を持って伝えて欲しいという力強いエールをいただきました。
DSC_2434.jpg村上工務店の大工、戸嶋さん(写真中央)は、この視察後、秋田・大仙に戻ればさっそくsococoモデルハウスを建設する役割を担っています。ということで、三五工務店の設計室、青山義孝さん(右)と工事部・大工棟梁の舘又智也さんに、施工の納まりなど、細部にわたって詳しく教えて頂きました。

DSC_2405.jpg私も三五工務店の相原淳常務取締役(中央)と、青山さん(左)に構造や間取り、仕様、仕上げ材、建具や住設機器のセレクト、冷暖房などについて詳しく教えて頂きました。
DSC_2401.jpg詳しくは2018年夏にオープン予定のモデルハウスで見て頂くとわかりやすいかと思いますが、例えば、この室内のスイッチ。一般的には床から120センチくらいの位置に設置するのが標準的ですが、三五工務店は長年、床から1メートルという低い位置にスイッチを設置するのを標準にしているそうです。お子さんや、車椅子の方に配慮、という面だけじゃなく、日頃から、スイッチを押すために手を肩の位置あたりまで上げるのではなく、手を下ろした状態からすっと壁に向かって少し上げた位置にスイッチがあったほうが、操作が快適なんだそうです。最初はすこし慣れなくてもずっと暮らせば、その高さが当たり前になるので、すぐ慣れるそうです。

玄関の靴置き場が床暖房になっていて、濡れた靴で帰ってきても、翌朝出掛けるときには既に靴が乾いている、といった配慮もありました。こうした細かい部分で一つひとつ、住み心地を追求してきた、三五工務店のさまざまな気配りには、感心させられました。北海道の寒さを克服する断熱気密性能だけでなく、こうした三五工務店さんの取組の多くの部分を今回大仙市で公開予定のsococoモデルハウスでは取り入れさせていただこうと思っています。

もちろん、村上工務店が長年取り組んできた住宅の断熱気密の技術や、お客様の要望をしっかり踏まえたデザイン、動線など、村上工務店流の注文住宅も引き続き取り組んでいきます。これから出会うお客様に、より良い家をご提供できるように頑張ります。


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